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ブリのアラで遊んでみました、煮物は煮立てるより出汁のなかで冷ましたほうが味が染み込むと言いますよね。
そんなわけで馬鹿みたいに時間をかけてぶり大根を作ってみましたよ。
まず、ブリのアラは血合いを掃除したのち、スタンダードに砂糖、醤油、みりん、酒、生姜で最初の3分程煮立ててアクを取ったら、とろ火で5分、ちゃんと火が通ったら出汁から上げずに二時間ほど放置です。
この時点で煮汁の量は多めに作ってあります。
合わせる大根は水でしっかり茹でて、フニャトロの一歩手前まで個性を殺しきってあげました。
大根が熱いうちにブリの鍋から煮汁を3分の一程拝借して、漬け込みます。
粗熱が取れたらブリと大根の鍋はそれぞれ一旦冷蔵庫に。
この時点で冷蔵庫が狭いと嫁様に怒られてますが、土下座して勘弁していただきました。
日が明けてやっと仕上げです、まず大根はもう一度煮立てて温め、ブリは煮汁だけを口の広い鍋に移して煮詰めました。
煮汁が好みの濃度になったら、大根とレンチンして軽く温めたブリと絡めて完成です。
煮物は土鍋に盛り付けると3割増しでウマそうに見える法則。
2日かけて作ったぶり大根、ブリはしっとりで、大根はこれ以上ないほど沁み沁み。
普段のご飯だったらこんなことやってられませんが、たまの遊びだったらアリですね。
昆布締めのサーモンに冷凍庫から拝借したイクラも合わせて、この日も美味しい晩酌でした。
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